お待たせしました。
ボディバッグの
登場です。


5年ぶりにボディバッグを作りました。
その間に作った新たな刺繍も加わりました。
楽しいバッグで、いつもより少し遠くに出かけてみませんか。

バッグ製作の日々

ベトナム・ホーチミンで刺繍バッグブランド『pangandaranパンガンダラン』を立ち上げました。

◎ちゃんと測りなおしたら16mも短かった話。

チョロンの手芸市場で買った紐

 

なんの変哲もないサコッシュ用の紐を手芸市場で買いました。

何にでも合わせやすい、黒ベースの配色です。

 

サコッシュ用の紐は1つにつき1.4m使います。

今回は250個作る予定なので280m必要になります。

 

でも手芸市場では同じ配色の紐を280m買うことができません。

それだけの在庫を持っているお店は、ほぼありません。

 

というのは、最初にお店が仕入れた時にはあったのかもしれないけれど

だんだん消費されて在庫が少なくなっていくので、揃わなくなっていくんです。

 

今回も前回と同じ紐を見つけることができませんでした。

ちょっと違うタイプを見つけて買ったのが写真の紐です。

 

手芸市場の一つ一つのお店は小さいですから、

在庫は近くの倉庫から持ってきます。

 

倉庫から戻ってくるのが遅いので、他のお店を見て回って戻ってくると

おばさんが長いままのを、10mずつ切ってまとめようとしていました。

 

そこでストップをかけ、長いままでくれと言うと、

すぐに了解して長いまま測りだしました。

 

でも長いもんだから途中で絡まったりして、あたふたしだし

1m定規で計っていたのを止め、なんと腕に巻きながら測りだしたのです。

 

肘を直角に曲げて紐を手に持って、ぐるぐるとひっかけ始めました。

そのぐるりが何センチなのかわかりませんが、巻きながら数えています。

 

慌てているもんだから、その腕が動いてぐるりが

長くなったり、短くなったり。

 

それで、とりあえず巻き終えて、またちゃんと測り直すのかと思ったら

「ハイ、80m」ときた。

 

おいおい、いくらベトナムに慣れていると言っても

その腕測りで80mって言われても、それは無理。

 

そのまま袋に入れようとするので翻訳機を使って

「正しく計り直してくれ」というと、あっさり定規で測り直し始めた。

 

そして結局長さは64mだった。

16mも短かった。

 

おばさん、悪い人じゃないんだろうけど、いい加減すぎる。

そんなんじゃ商売うまくいかないんじゃないかと、こちらが心配になってくる。

 

そしてそんなこんなで、先に切ったのも併せて100mほどでした。

でもそれでは足りないので、他の種類も併用して使うことになります。

 

オーダーして買うことはできないんですよね、まだまだ。

作るたびに材料が違うのって、不安だし、時間がかかります。

 

どうにかならないのかな、と思いながら13年ですからね、

副資材はなかなか厳しいです。

 

ちなみに今回気づいたのは、この紐が意外と高いということです。

そして、なんと前回はこの紐の値段を入れて計算していなかったんです。

 

おっとと、いい加減なのはおばさんばかりじゃないですね、

今回は確実に値上がりします。

悪しからず。

 

 

 

 

●12月も土曜日(1時〜7時)のみ営業します。

●ベトナム国内配送も承わっています。

●オーダーを再開しましたので、ご注文お待ちしております。

 

★パンガンダランpangan daranのHPはコチラ

 

 

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◎材料市場で出会った、新しいモノ。

ホーチミンの布市場

 

先日行った材料市場で見かけた新しいモノは、

写真に写っている、長さを計るコロコロ。

 

ふつう市場では布の長さを計るのに吊るして折りたたんでいくか、

床に広げて巻きながら巻き尺で印をつけて計っていきます。

 

意外にもこのコロコロは初めてみました。

 

この生地屋さんはとても狭かったので、これで計るのが最適です。

布をあまり広げなくても計れますからね。

 

ただし、ちゃんと計れているかが少し気になるところではありますが、、、。

 

イタリア製の革 ホーチミンで

 

これも初めてみた革の見本帳。

しかもイタリアの革。しかもオーダーできるし、色数も豊富。

 

これはいい。

11年目にしてようやくちゃんと革のオーダーが出来るようになりました。

 

先日さっそくオーダーしてみましたが、柔らかくてとてもいい革でした。

 

これからのパンガンダランの革はほとんどがイタリア製になります。

色数も増えていくと思います。

 

ご期待ください。

 

 

 

 

 

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いいモノ見つけた、不織布。

接着芯用の不織布

 

今さら何ですが、接着芯用の不織布です。

 

実はパンガンダランをはじめて10年以上経ちますが

不織布の芯地は始めて使います。

 

ふつうバッグを作る時は不織布の芯地を使うことが多いんですが、

パンガンダランではタックやギャザーの入ったパターンが多いので

あえて柔らかさを出すために布の芯地を使っていました。

 

不織布の芯地はちょっと硬くてゴワゴワするんですよね。

カッチリタイプのバッグには使えると思いますが。

 

それがなぜ使うようになったかというと、

 

いつものお店にたまたま薄い布の芯地がなくて、探しているうちに

ふと隣の不織布の棚をのぞくとかなり薄い芯地があったので。

 

それを少しだけ買って試しに接着してみたところ、

柔らかさも出て問題なく使えそうでした。

 

そして今まで見逃してきたのを後悔したのがその価格。

 

なんと布の7分の1の安さ。

 

日に日に高騰するベトナムの物価に対応するのが大変な中

とてもうれしい発見でした。

 

遅まきながらいいモノ見つけた。

やった。(*^^)v

 

 

 

 

 

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ブラウザによる革の色の違い。

ブラウザによる革の色の違い。

 

↑これは「バッグ チョコレート色」で検索した画像。

 

先日納品した総革のボディーバッグですが

お客様のご要望で濃いブラウン色の革にしたいとのことで、市場で革を購入しました。

 

そしてその革の色を伝えるために検索で画像を拝借してお見せしたところ

「革の色が赤っぽく見える、味方によっては紫色のような。」とおっしゃる。

 

確かに参考の画像は若干赤っぽいけれど、紫色までには見えないと思うけど、

と思いながらipadでその画像を確かめたら、まさしく紫色の様な色。

 

このブログはノートパソコンで書いているんですが、

検索したのはそのパソコンでした。

 

パソコンだと紫色っぽくは見えないんです。

 

原因がわかったので今度はipadで画像検索しました。

 

ブラウザによる革の色の違い。

 

ブラウザによる革の色の違い。

 

選んだのが上の2つ。

ぜんぜん違いますよね。

 

パソコンだとものすごく黄色く見えます。

 

これをお見せしたところ、「大丈夫だと思います」ということで制作に入り

先日納品することができました。

 

そして「イメージ通りの色でした」との返事をいただきホッとしました。

 

色を画像で伝えるって、ものすごくたいへんですね。

 

このパソコンの調整をもう少し赤っぽくした方がいいのかな?

 

う〜ん、むずかしい。

 

 

 

 

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YKKの箱の中には、

 

注文していたファスナーが届きました。

細長いのとちょっと小ぶりの。

 

今回注文したファスナーは1本単位で買えません。

 

1ロールを切って使うタイプなので細長い方には250mのテープが、

小ぶりの方には1,000個のスライダーが入っています。

 

色は黒のみ。

 

1色で1,000個のアジャスターって、パンガンダランとしては相当多いんですが

1本単位で買えないのでいたしかたない。

 

これはリュック用のファスナーとして使うつもりです。

リュックのファスナーってたいていプラスチックタイプで両開きですよね。

 

このプラスチックタイプで両開きはロールでしか買えないんです。

だいたい1本60cmで切るとして416個できます。

そうするとスライダーは832個いります。

 

たまに短く使う時があるかもしれないのでおおめに注文して1,000個となりました。

 

1色で416個のリュック。ちょっと多い。

 

これからサンプルを作る段階ですが、売れるかどうかもわからない。

 

もしどなたか5号のプラスチックタイプで両開き・黒が必要な方がいらしたら

何メートルかお譲りしますのでご連絡ください。

 

淡い期待でお待ちしております。

 

 

 

 

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多分ベトナムにはないから日本から運ばないといけないだろうなと思っていたら、ありました。

チョロンの問屋

 

↑探していたのはペンケースをピッタリ入れられる、ビニール袋。

ピッタリなのがありました。けっこうサイズがそろっていたので感心しました。

 

チョロンの問屋

 

↑このチョロン(5区にある中華街)の問屋街で購入。

 

チョロンの問屋

 

↑道沿いにズラ〜っと同じようなお店が並んでいて、同じようなものを売っています。

値段もほぼ同じ。

 

バイクに乗ったまま注文している人も多し。

 

チョロンの問屋

 

↑お店の中はビニール関係の商品が所狭しと積んであります。通路が狭い。

やっぱり天井からもぶら下がっているところが、ザ・ベトナム。

 

チョロンの問屋

 

↑このお姉さんがテキパキと接客してくれました。娘さんかな?

ほとんどのお店は家族経営ですからね。

 

袋は全てキロ単位で買いますから普通の人だと使いきれないかも。

パンガンダランとしては嬉しい量ですが。

 

これでプレゼント包装にした時にキチンと感が出てキレイに見えます。

助かりました。

 

 

 

 

 

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デパートからの苦情。

先日、日本の卸し先からのメールで

 

「百貨店でパンガンダランのバッグを買われたお客様から

金具が壊れているとのお問い合わせがあったので、交換してほしい。」

 

とのことでした。

 

話を詳しく聞いてみると、

ペタンコバッグを買われたお客様が

ショルダーベルトについているナス管が壊れていたので交換してほしいとのことでした。

 

ナス管が壊れた。

 

さいわい、同じショルダーベルトがあったので急いで佐川急便で送りましたが

実はこのナス管、壊れやすいんです。

 

ベトナム製なので。

 

 

もう限界ですね。

日本からナス管も運ぶことにしました。

 

以前にもお話ししましたが、パンガンダランでは全ての金具を

アンティーク色で統一しています。

 

でも同じアンティーク色でもメーカーによって

上の写真のように色味にばらつきがあるので、今回は染めることにしました。

 

そのために日本に見本色のサンプルを送りました。

染めてもらうには10kg以上注文しなければいけません。

 

それを何回かに分けて運ぼうと思います。

今回の一時帰国に間に合えばいいんですが。

 

メーカーさん、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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ベトナムで一番ムカつく店、金具屋に行かなければいけない理由2。

以前書いた、『ベトナムで一番ムカつく店』

タイトルに惹かれてか、最近の中ではアクセスがとっても良かったです。(*^_^*)

 

今日は、なぜそのムカつく店に通わないといけないか、ですが

前にも書いたようにその店にしか、金具が置いてないからなんですが

 

もう一つが

 

 

↑これ。

わかります?理由。

 

答えはアンティークカラーだから。

 

パンガンダランでは全ての金具をアンティーク色で揃えています。

なぜと問われれば、好きだから。

 

この好きだからのせいで、ムカつくお店に通っていたんです。

 

アンティーク色は少ないんです。

普通はシルバーメッキが標準なので、多くのお店で調達できます。

 

ところがアンティーク色は置いてあるお店が極端に少ない。

これは日本でも同じ。ただし日本はオーダーできますからね。

 

それにこのアンティーク色はメーカーによって色がバラバラ。

写真ではわかり辛いかもしれませんが、

金ピカに明るいのから黒っぽい色合いまで、色の幅が広い。

 

これだけ広いと同じバッグで使えなくなってくるんです。

金具の色が微妙に違うのは気持ちが悪いですからね。

 

日本で買ったモノも色がバラバラなのでとても使いにくい。

染め直しと言って、好きな色合いにオーダーで染めてくれるんですが

量がいるし、値段も上がるしで、タイミングが難しい。

 

同じメーカーは、ほぼ同じ色なので一つのメーカーで揃えたいんですが、

そのメーカーが全ての商品を取りそろえているわけではないんです。

 

アンティーク色って、めんどくさい色なんですよ。

わかっちゃいるけど、止められない。

 

止めたい、止められない。

 

好きなので。

 

 

 

 

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端革から350個分。

 

前回の記事で8年目にしてようやく端革を返却させた、

というお話をしました。『整頓中、革の端切れ』

 

そして先日その端革から350個分の小銭入れの底革がとれました。

ほとんど黒と茶ですが、今までこれを捨てられてたのかと思うとため息が出ます。

コレでも半年分もないんですけどね。

 

材料は手元で管理したいんですが、特に革は高いので。

細かく切り分けて渡すということができませんからね。辛いところです。

 

ちなみにこの小銭入れの底革は、型抜きで抜かれているのかと思いきや

全部革切り包丁で切っているようです。

 

どうやら10cm以上あると大きな型抜き機が必要らしく

職人ナムさんはそれを持っていないために、包丁になったようです。

 

型抜きの抜き型は小さいけれど、型抜きのプレス機は大きいですからね。

 

 

↑小さくてもこんなのが必要です。

緑の台の上に革を置き、その上に抜き型をのせ、ベージュの重石を合わせグサッと抜きます。

 

今はこれに『革の達人』でお手入れしながら色を分類しているところです。

ナムさんは切った革をそのまま分類せずに持ってきますから。(;一_一)

 

でもとりあえず前進ですね、

超スローモーションですが。

 

 

 

 

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イタリアンレザー、どんどこ入荷中。

 

↑もう最近は革を買うお店はほとんどここです。

私好みの質の好い革がそろいます。

 

前回、イタリアンレザーのソファ用の大きな革が入荷していて

真ん中に穴があいてたため安く買えたというお話をしました。

 

ところが今回は穴が開いていないんです。しかも高くない。

 

革屋さん、味をしめて大量購入したのかな?

 

 

↑若い衆3人がかりで広げてます。

 

1枚73デシもあります。

ふつう、10×10センチが1デシですが

ベトナムはなぜか28×28センチが1デシなのでいかに大きいかがわかりますよね。

(わからない人がほとんどだと思うので軽く飛ばします)

 

今は黒しかないですがそれでも柔らかくてとても使いやすいので助かります。

茶系も出てきてくれると嬉しな。

 

ここの革屋さんは、お店の構え自体は普通に小さいですが

従業員が4人に増えてるし、革の種類も格段に以前より多いし、繁盛しているようです。

 

しかも、ここのお子さんは2人ともインターです。

インターって、そう、インターナショナルスクールですよ。

 

日本人だってインターに通わせるのは大変なのに

ベトナム人が通うっていったら相当お金持ちですよ。

 

革だけで通わせられるんでしょうか?

だったらもうちょっと負けてくれよー。

ああでもチャッカリしてるからお金が溜まるのか、なんて思ったりして。

 

勝手に妄想しています。

 

 

 

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